大学受験に備える「参考書」選びの重要性

こんにちは。元OB講師の栗山和也/24歳(通称クリガズ)です。

中学~高校時代にマップ教育センターへ通い、立教大学社会学部合格後は文系のOB講師として高校クラスを4年間サポートしていました。そこで感じたのが、大学受験に備える「参考書」選びの重要性です。

近年、学習塾や予備校の世界では、映像授業やオンライン教材が急速に普及しています。スマートフォンやタブレット一つで、有名講師の授業をいつでも受けられる時代になりました。確かに、それらは非常に便利で、うまく活用すれば大きな力になります。

しかし私は、日々の学習と指導の中で「本当に成績を伸ばすために大切なこと」は、別のところにあると感じました。それは、生徒一人ひとりに合った「参考書」を選び、その教材を自分の力で解き進めることです。

大学受験では「何を、どの順番で、どこまでやるか」が非常に重要です。同じ高校生でも、得意不得意、現在の学力、志望校、勉強習慣はまったく異なります。ところが、世の中には膨大な数の参考書があり「有名だから」「友達が使っているから」という理由だけで、教材を選んでしまうケースも少なくありません。

しかし、参考書は「難しければ良い」というものではありません。今の自分に合わない教材を使えば、途中で挫折してしまったり、理解が浅いまま進んでしまったりすることがあります。逆に、自分に合った一冊に出会えれば、生徒は驚くほど集中して学習を進めることができます。まさに、私自身がそうでした。結果、大学入学共通テスト「日本史」でほぼ満点(1問ミス)を取ることができましたし、総合得点においても9割を超えました。そして志望の立教大学・社会学部に合格できたのです。

ちなみに、私のサポート授業では、まず生徒の現状を丁寧に把握します。例えば、英語なら「単語力は十分か」「文法理解はどの段階か」「長文を読む体力はあるか」。また、社会科目では「自分に合った参考書」を使うことが学力向上に大きくつながります。

歴史は単なる暗記ではなく「なぜ起きたのか」「その後どう変化したのか」という流れを理解することが重要です。そのため、生徒にとって読みやすく、理解しやすい参考書選びが欠かせません。

その上で、「今、この生徒に本当に必要な一冊」を提案します。

また、社会科目は繰り返し学習することで知識が定着します。私は、生徒の理解度や目標に合わせて教材を選び「どこを、どう学ぶか」を一緒に整理しながら指導していました。自分に合った一冊をやり切る経験が、大きな自信と得点力につながると感じています。

そして、参考書をただ与えるだけではありません。実際に取り組む中で「どこでつまずいているのか」「なぜ間違えたのか」を一緒に確認し、必要なポイントをサポートしていきます。参考書学習は、一見すると「自学・自習」のようですが、実は適切な伴走があることで大きな効果を発揮します。

特に大学受験では、「自分で学ぶ力」が最終的な合否を左右します。授業を受けるだけではなく、自分で問題を読み、自分で考え、自分で解き直す。この積み重ねが、本当の学力につながります。参考書は、そのための非常に優れたツールです。

また、参考書にはそれぞれ明確な特徴があります。「基礎を固めるのに向いているもの」「演習量が豊富なもの」「解説が丁寧なもの」「難関大対策に特化したもの」など、役割はさまざまです。だからこそ、生徒に合った教材選びが重要になります。

私は、生徒が「この一冊ならやり切れる」「分かるようになってきた」と感じられる教材に出会うことが、成績向上の第一歩だと考えています。そして、一冊をやり切った経験は、生徒に大きな自信を与えます。その自信が、次の学習への意欲につながり、さらに成長を加速させていきます。

映像授業やオンライン教材が充実した今だからこそ、改めて「自分に合った参考書を、自分の力でやり抜く学習」の価値を大切にしてほしいと思っています。

私が寄贈した「参考書」を後輩たちが大切に使っている。うれしい限りです。

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